EDとは英語で「Erectile Dysfunction」の略、つまり日本語で「勃起障害・不全」と訳されます。日本語で表現すると「なんだ、インポじゃないか」といわれる方もいるかもしれませんが、インポとは「性的不能」という意味で若干意味が異なり、人格否定や偏見を招きやすいということで、徐々に一般的ではなくなってきています。確かに最近あまり聞かなくなったと思いますが、こんな知られざる配慮があったんですね。
さて話を戻しますが、EDは専門的には「性交時に十分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」と定義される病気です。つまり、完全に勃起ができない状態ばかりではなく、時間がかかったり、途中で萎えたり、と性交に満足できない症状全般を指す言葉です。この定義はED研究の先進国であるアメリカの泌尿器学会が定義づけたものに、最近になって日本が準じたものです。日本は欧米と比べるとまだまだ研究も、一般の人の理解も遅れているそうです。まずは、私たち一般の男性がEDについて正しい知識をもつことが、病気の方々の負担を減らすことになると思います。
ちなみに以前はEDと聞くとなかなか人に言えない、恥ずかしいもの、というイメージがありました。しかし、実際はEDに悩む人は非常に多く、成人男性の25%くらいは一度は悩んだ経験があるそうです。潜在的なリスクを抱える男性の割合はさらに多く、つまり誰にでも起こりうる病気なのです。